短期集中連載 広報担当のブログ

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アクセス数の推移
平成14年度 112,105
平成15年度 310,231
平成16年度 862,273
平成17年度 1,588,944
平成18年度 2,379,720
平成19年度 2,247,290

 旭山動物園の公式HP。今では年間230万アクセスを数え,毎日アクセスする閲覧者が300人を超えるという,ある意味「コア」なHPです。さてこのHPのいくつかの秘密とは。

 1 一週間に一度は必ず更新する。

 世界中に色々なホームページがあります。中にはみなさんにとっても興味のあるページもたくさんあるでしょう。しかし,その内容が古いままだったらどうでしょうか。何回かは閲覧してもいつしか見に行かなくなるでしょう。
 動物園では一週間のうちには必ず「何か」が起きます。それは動物の誕生の時もあるし,イベントもある。とにかく今起きている事をリアルタイムに伝えるということが重要なのです。例えばアザラシの赤ちゃんが生まれたニュースを出したとします。それを見た閲覧者は実際に見に行きたくなるでしょう。少なくても「来園の動機付け」や「HPをもう一度見てみたい」という事になるはずです。

 2 たくさんのコンテンツ

 旭山動物園HPには,とにかくたくさんのコンテンツがあります。何ページのコンテンツがこのサイトにあるのか調べたことはないですが,3000くらいはあるのではないでしょうか。
 このコンテンツは来園情報から動物園のインサイドを語る「園長室」や「ゲンちゃん日記」まで,初めて閲覧した方でもコアな閲覧者でも,その要望に答えられるように考えています。このサイトを見ることで,来園者の「もっと旭山動物園を知りたい」に答えられるように。また,来園して動物を見た後でも,「実はその裏にはこんなことも…」と深く知ることができるように。
 実は,コンテンツの充実には隠れた意味もあります。
 旭山動物園も園長を始め,飼育担当,事務方,売店,園内清掃,売札所,警備員,駐車場の誘導員などたくさんの従業員が働いています。その中で,このホームページを見ることにより,園の方針や,園長の考え方,飼育担当の思いなど共有することができるのです。もちろん「今日はこんな行事がある」ことや「今日は動物の誕生があった」など基本情報も。このことは大きな組織ほど実は非常に難しいことなのです。例えば隣は知っているのに自分は知らなかったなどはよくあることです。それを防ぎ,共通の認識に立つという意味合いもあるのです。

 3 職員の手作り

 旭山動物園のHPは一部を除き,そのほとんどが職員による手作りです。この「手作り」という手法は,ワンポイントガイドや手作り看板に類似するところがあります。もちろん当初は「予算がなかった」ということもありました。しかし,それ以上に「情報の即時性」「発信者のHPに対する意識」というものを考えたとき,業者委託という選択はありませんでした。実際,HPにアップすると,すぐ来園者の声が聞こえてくるのです。
 職員の手作りということには弊害もあります。それは,このHPにコンセプト(例えば,左にインデックスを置く,必ず各ページに「トップページへ戻る」を置くなど)はあるが,デザイン性がほぼ無いということです。ただWEBマスターとしてはそれでも良いと考えています。限られた人員と1日は24時間しかないという現実から,全てを実施するのは「過度な負担」になるからです。

あるときはWEBマスター 山崎 哲夫

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