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 2011年9月−12月 

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カバの「ゴン」の訃報 (12/28)

カバの「ゴン」
 12月27日未明、カバの「ゴン(オス)」が死亡しました。

 ゴンは旭山動物園開園(昭和42年7月1日)から飼育している個体で、メスのザブコ(1963年12月2日生まれ、来園年月日1967年6月13日)との間に11頭の子をもうけ(内4頭は成育せずに出産後数日以内に死亡)ました。

 日本国内で、現存する個体の中では3番目の長寿個体で、オスでは国内最高齢でした。
 ここ数年、食欲の不定や、動きの俊敏さなど運動能力の衰えは目立って来ていましたが、健康状態は安定していました。

 死亡数日前から食欲が減退していましたが、他に体調の変化等は見られず、日常通りの飼育を行っていました。死亡前日の12月26日放飼場から寝室への収容時、両後脚を引きずるように歩行し、寝室内のプールに入りました。プール内では浮力が働き脚への負担は楽になることから、強制的に陸に上がらせての検査は行わず、そのまま安静にし様子を見ることとしましたが、27日朝、プール内で死亡していました。

 死亡原因については、解剖後の病理検査の結果を待ち診断することとなりますが、現時点では基本的に老衰に起因するものと考えています。

くもざる・かぴばら館とこども牧場の動物の訃報 (12/18)

ジェフロイクモザルの「フミ」

 くもざる・かぴばら館で過ごしていた、ジェフロイクモザルの「フミ(メス)」が11月24日に衰弱のため死亡しました。

 「フミ」は、2005年に愛知県のモンキーセンターからブリーディングローン(繁殖のための借り入れ)で旭山動物園に来園してきました。

 来園当初から動きが活発で、クモザルを見ているみなさんを魅了してました。また、クモザルという動物を私たちに伝えてくれていました。

 この「フミ」の死を無駄にせず、クモザルの飼育・管理・繁殖を目指していきます。

左:オーストラリアンシェパードの「しょう」 右:バッセトハウンドの「セロリ」

 また、こども牧場で過ごしていた、オーストラリアンシェパードの「しょう(オス)」が12月11日に、バセットハウンドの「セロリ(メス)」が12月16日に死亡しました。

 「しょう」は肺の腫瘍で、「セロリ」は肝臓の腫瘍が死因でした。どちらも老衰に伴う腫瘍と考えられました。

 彼らが旭山動物園に来園してからは、人とイヌとの関わりについて、様々な形で伝えくれましたし、また、イヌの本来の役割を伝えてくれていました。

 そんな彼らがいなくなってしまったのはとても寂しいですが、彼らのためにも、これからもイヌと人との関わりを伝えていきます。

アライグマが移動しました (12/14)

移動したアライグマの子ども
 小獣舎で飼育していたアライグマの子ども4頭が、12月13日に旭山動物園から他園へ移動をしました。

 このアライグマの子ども4頭は、2010年7月に生まれた子どもたちで、とても活発な動きをたくさん見せてくれました。

 また、手先の器用さなどもわかる行動も見せ、アライグマという動物をしっかり伝えてくれていました。

 現在、小獣舎のアライグマの放飼場では、移動したアライグマの子どもたちの母親2頭の展示を再開しています。

「ペンギンの散歩」が始まりました (12/10)

ペンギンの散歩の様子
 12月10日から、「ペンギンの散歩」が始まりました。

 今年は雪も一気に降り積もったこともあり、昨年より約10日早く始めることができました。

 ペンギンの散歩では、間近でペンギンを見ることができますので、迫力あるペンギンの姿を見ることができます。また、歩き方や細かな羽、ペンギンの習性など、様々なことを感じながら、ペンギンを見てもらいたいと思います。

 冬ならではの「ペンギンの散歩」を、ぜひご覧に来てください。

 
ペンギンの散歩の時間…11:00と14:30の1日2回
 (※3月以降は換羽(羽が生えかわる)のため、11:00からの1回のみとなります)

ぺんぎん館の「トボガン広場」が始まりました (12/6)

トボガン広場に向かうジェンツーペンギン
 ぺんぎん館の冬ならではの「トボガン広場」が始まりました。

 ここ2、3日で旭山は雪が一気に降り積もり、昨年より約2週間早く始めることができました。

 「トボガン広場」には雪があり、天気が良い日などは、雪の上で休んでいる様子なども観察できます。また、間近でペンギンを観察することもできるので、羽や足、爪などの細かな所まで観察することができます。

 この「トボガン広場」はぺんぎん館と橋でつながっていますので、みなさんの頭上をペンギンが渡っていく姿も観察することできます。

 ふかふかな雪が降り積もると、ペンギンたちの行動も変わったりします。雪がある時のみ開設する「トボガン広場」にぜひ足を運んでもらえればと思います。

カラスヘビ(シマヘビ)とコウライキジが来園 (11/21)

左:カラスヘビ 右:コウライキジ
 11月21日に、滝川市の「滝川どうぶつらんど」からカラスヘビ2匹とコウライキジ4羽が来園してきました。

 滝川どうぶつらんどの閉園に伴い、旭山動物園はカラスヘビとコウライキジを引き取ることになりました。

 カラスヘビは、両生類・は虫類舎でシマヘビの展示場所で過ごしていきます。シマヘビの黒変個体がカラスヘビと呼ばれています。シマヘビとカラスヘビを見比べて観察してみてください。

 コウライキジは、クジャクやホロホロチョウが過ごしているキジ舎での展示を予定しており、来年の夏期開園にお見せできるように進めていきます。

ホッキョクグマの「サツキ」と「ルル」が出産準備のため産室に入りました (11/16)

出産準備に入った「サツキ(左)」と「ルル(右)」
 11月12日から、ホッキョクグマの「サツキ」と「ルル」が出産準備のため、産室に入りました。

 オスの「イワン」との交尾も今年は観察することができ、またホッキョクグマの出産が11月下旬から12月ということもあり、今年もこの時期に産室での暮らしになります。

 産室での様子は、ビデオカメラを設置していますので、モニターで観察をしています。

 しばらくの間、ほっきょくぐま館ではプール側はオスの「イワン」、陸側はメスの「ピリカ」のみの展示となります。

 
なお、出産準備にともない、ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」を中止とさせていただきますので、ご了承ください。

 冬期開園中のもぐもぐタイム・なるほどガイドはこちら

わくわくゲーム大会開催・夏期開園終了 (11/3)

ゲーム大会上位3チームとこどもだけチーム優勝のみなさんと記念撮影
 穏やかな天気の中、夏期開園最終日恒例の「わくわくゲーム」大会を開催しました。

 動物の知識を問うのではなく、五感を使ったクイズやゲームに、今年も参加者の皆さんは大苦闘?!。楽しく問題を解く姿が見られました。
 上位入賞者にはステキな商品が贈られます。惜しくも入賞できなかったグループからは、「いいな〜」というため息が…。

 来年もゲーム大会は開催予定です。冬期開園から足しげく動物園に通っていただき、来年に備えてはみてはいかがでしょうか?

 ゲーム大会を盛況に終えた旭山は、明日(11/4)から11/17まで、しばらくお休みをいただきます。
 閉園期間中は、動物の移動や掃除、パネルの書きかえ、道路や動物舎の修理などなど、飼育展示係をはじめ、園内は開園している時とはちがう忙しさを迎えます。

 しばらくの間、みなさんとはお別れですが、また11/18の冬期開園から、お会いできるのを楽しみにしております!

 夏期開園期間中、ありがとうございました。

シロフクロウの展示を始めました (10/25)

外での展示を始めたシロフクロウ(左:メス、右:オス)
 10月10日に来園してきたシロフクロウ2羽ですが、無事に検疫も終わり、エサもしっかり食べている状況でしたので、展示を始めました。

 彼らが暮らしている場所は、ツンドラ・草原・湿地・岩場の開けた場所ですので、放飼場もそのような環境をイメージしています。

 隣のエゾフクロウとは違った環境で暮らしていますので、比較しながらご覧になっていただきたいと思います。

 旭山動物園としても、久々にオスとメスを同時に展示するシロフクロウです。ぜひ、足を運んでいただき、シロフクロウの魅力を感じてください。

北海道産動物舎の野鳥とフクロウの一部の展示を終了いたしました (10/22)

越冬舎に移動した野鳥とフクロウ
 先日お伝えした「ととりの村」・「キジ舎」に引き続き、「北海道産動物舎」の野鳥とフクロウの一部(コノハズク・オオコノハズク・キンメフクロウ・アオバズク)を、移動しました。

 このため、北海道産動物舎では、キタキツネ・エゾタヌキ・エゾユキウサギ・エゾリスの展示。フクロウは、ワシミミズク・エゾフクロウのみの展示となります。

 移動した動物に関しては、越冬舎と呼ばれる施設に移動し、来年の夏の開園まで、暖かい場所で暮らしていきます。


現在見られる動物たちはこちら

ととりの村・キジ舎の展示を終了いたしました (10/20)

暖かい施設に引っ越しをしたキジ舎のトリ
 最近、旭川の気温が下がり、雪がいつ降るかわからなくなってきていることから、それに備えて、旭山動物園では寒さが苦手な動物や雪が心配な施設の冬の準備の作業が進められています。

 それに伴い、10月20日から「ととりの村」・「キジ舎」が今年度の展示を終了いたしました。

 この先の予定として、北海道産動物舎の野鳥やフクロウ類の一部の収容を順次進めていきます。

 夏期開園は、11月3日まで続きますが、気温が低い日や時間には、寒さが苦手な動物を外に出すことはできませんので、出ていない動物や時間があるかもしれません。ご了承ください。

シロフクロウが来園 (10/11)

来園したシロフクロウ(左:オス・右メス)
 シロフクロウのオス(2005年生まれ)とメス(2009年生まれ)の2羽が、10月10日に旭山動物園に来園してきました。

 この2羽は、イギリスで繁殖した個体であり、検疫のため、現在はバックヤードで別々の部屋で飼育しています。

 今後は、繁殖を目標に展示していきたいと考えています。

 また、羽の模様がオスとメスとでは違いますので、ぜひ注目してご覧になって欲しいと思います。

 展示ができるようになりましたら、またお伝えしますので、もうしばらくお待ちください。

知床ヒグマわくわくウィークエンド シーズン3を開催しました (10/10)

ヒグマすごろくの様子
 10月8日、9日の2日間、今年で3年目となる「知床ヒグマわくわくウィークエンド シーズン3」を公益財団法人 知床財団と連携し、開催しました。

 旭山動物園で飼育しているエゾヒグマで、この時期旬な食べ物を使いながら「もぐもぐタイム」を行い、ヒグマの行動や生態の解説をしました。
 また、参加者自身が駒となっての「ヒグマすごろく」では、実際にヒグマと出会ったらどのように対処するかなど。
 そして、知床でのヒグマの現状をかみしばいにした「かみしばいの読み聞かせ」と、ヒグマに関してのイベント満載の2日間でした。

 参加されたみなさんは、とても楽しみながらヒグマのことを知っていただけたようです。

 今後も、知床財団さんと連携を行い、野生動物のことを楽しく伝えていけるようなイベントを行っていきます。

公益財団法人 知床財団のホームページはこちら

酪農学園大学と協定を締結しました (9/21)

締結式の様子
 9月5日に酪農学園大学において、「旭川市と酪農学園大学の包括的な連携と協力に関する協定」を締結しました。
 
 旭山動物園が現在行っている東南アジアのボルネオ島での活動を共同で実施し、環境調査や野生動物の調査を行っていくことになります。

 また、旭山動物園と酪農学園大学は、それぞれ(公財)知床財団とも協定を締結していることから、北海道の生物多様性の保全に係わる調査研究、普及啓発を三者が協力して実施していきます。

 様々な活動を通して、野生動物のことを伝え続け、野生動物との共存を目指していきます。

オランウータンの「モリト」外の放飼場での展示を再開 (9/12)

久々の外に出た「モリト」
 7月20日に右足大腿骨を骨折した「モリト」ですが、8月30日に予定通りギプスをはずしました。それ以降、屋内放飼場のみの展示をし、様子を観察してきました。

 屋内放飼場や寝室での「モリト」の様子を見ていると、ギプスをはずした当初は、ケガした足を気にしながらの行動でしたが、徐々に気にしなくなり、最近では前とは変わらぬ行動になってきました。

 そこで、予定より早く外の放飼場での展示を再開しました。

 久しぶりに外に出た「モリト」ですが、放飼場にあるロープなどを使いながら自由に動きまわる様子や空中散歩している様子も観察できました(
※「モリト」の空中散歩の様子はあにまるむーびーでご覧いただけます)。

 元気な「モリト」の姿にぜひ会いに来てください!

特別展「外来生物の現状展2011」を開催中! (9/7)

動物資料展示館前のアーチが目印!
 今年で10回目となる特別展「北海道の外来生物の現状展2011」を動物資料展示館1階で開催中です。

 外来生物の現状を説明した手書き看板があり、標本や生きた外来動物(アメリカザリガニ、アズマキヒガエル、ナイルテラピア、カブトムシ、ツチガエルなど)・外来植物(シロツメクサなど)も展示していますので、観察をすることができます。

 その他に、外来動物を飼育している園内の施設に外来種サテライト展示も行っています。施設を回るときには、ぜひ足を止めてご覧になってください。

 また、特別展企画として「外来種クイズラリー」や「園内の身近な帰化植物散策マップ」も無料配布していますので、楽しく外来生物について学ぶことができます。

 「外来生物の現状展」でどんな外来生物がいるのか?などを知るために、足を運んでみてはいかがでしょうか?お待ちしております。

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