飼育係の視点から施設を紹介します。
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ロープをつかむクモザル


 2005年8月に完成した「くもざる・かぴばら館」。
 第五の手足とも言われる尾を使い移動するクモザルと世界最大のネズミであるカピバラが同居する「混合・共生」の施設です。どちらも中南米に生息している動物です。
 施設は、上に広がる木をイメージした造りになっており、上にはクモザル、下にはカピバラというすみ分けが出来るような施設です。
 どちらも寒さに弱いので、
冬期間は室内で過ごしますが、カピバラは観覧施設がないので、クモザルのみの展示です。

 ジェフロイクモザルです。現在はメスのジュン、チャコ、フミ3頭とオスのハープ1頭を飼育しています。
尾を使ってぶらさがるクモザル(矢印は尾)

 クモザルは、尾が第5の手足と言われています。尾を器用に使って移動したり、尾だけでぶら下がったりすることができます。ロープなどを使って遊ぶ姿は驚きです!とてもマネのできない動きをしますよ!

 また、尾の内側約15cmには毛が無く、尾紋(指紋みたいなもの)があり、すべらないような仕組みになっています。

 カピバラです。2007年現在、3頭飼育しています。
陸で休むカピバラ

 カピバラは、世界最大のネズミと言われ、大人になると体重は約60kgにもなります。泳ぎがとても得意であり、足にもちゃんと水かきがついています。また、水には約5分間もぐることができます。

 冬期開園中は、寒さには弱いため暖房のある暖かいところで過ごしています。
 

 冬期開園中は見られませんのでご了承下さい。

 クモザルの屋内展示場です。クモザルもカピバラ同様に寒さに弱いので、冬期開園中は屋内展示場で見られます。外には出しておりません。
屋内放飼場の入り口です

 

 屋内展示場はガラス一枚で仕切られている施設で、クモザルをガラス越しに観察できます。そのときに、尾にある尾紋なども観察できます。


 クモザルはとても興味を持ってみなさんの近くにきたりします。間近でしかわからないことがあるので、クモザルを観察しに来て下さいね!